GOOD ERROR 5
失敗から生まれた、世界的建築物。
ピサの斜塔といえば、世界遺産に登録されている有名な観光名所。その傾きは、なんと5度。建築当初、3つめの層ができたときに、土壌の弱さから少しづつ傾きまじめました。1934年、イタリア政府は傾きを直そうと土台の下にコンクリートを注入したが、さらに傾いてしまったとか。とてもお粗末な計画のおかげで、多くの観光客が訪れる名所になりました。いまもなお建築家たちは解決策を模索しているようです。人の気持ちも傾けたGOOD ERRORですね。
参考文献 (1997)晶文社『間違いを活かす発想法』