2021年1月 – GOOD ERROR LAB

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GOOD ERROR 5

失敗から生まれた、世界的建築物。

ピサの斜塔といえば、世界遺産に登録されている有名な観光名所。その傾きは、なんと5度。建築当初、3つめの層ができたときに、土壌の弱さから少しづつ傾きまじめました。1934年、イタリア政府は傾きを直そうと土台の下にコンクリートを注入したが、さらに傾いてしまったとか。とてもお粗末な計画のおかげで、多くの観光客が訪れる名所になりました。いまもなお建築家たちは解決策を模索しているようです。人の気持ちも傾けたGOOD ERRORですね。

参考文献 (1997)晶文社『間違いを活かす発想法』

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GOOD ERROR 4

ちょっと一息、ティーバッグでお茶でもしましょう。

その昔、ある紅茶の商人は、見本を絹の袋に入れて客に送っていました。そして、その絹袋のまま間違えてお湯に浸して飲んだん客から、紅茶の味がしないと苦情が殺到。でも商人はその間違った飲み方に注目しました。おいしくお茶を飲めるように、絹をガーゼに変えることで改良。とても飲みやすいと大人気になったとか。今でもこのティーバッグのおかげで手軽にお茶が美味しく飲めますね。ブレイクにかかせないGOOD ERRORなブレイクスルーでした。

参考文献 (2019)『失敗図鑑』いろは出版

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GOOD ERROR 3

誰もが知っているガラスの靴が、まさかのERRORとは。

シンデレラの話は、誰もが知ってますよね。そのなかでも象徴的なのが、ガラスの靴。シンデレラのストーリーはこのガラスの靴を中心に進んでいくと言ってもいいでしょう。しかし、元々はガラスではなく毛皮だったのです。シンデレラ物語が生まれたのは中国。いちばん知られたシンデレラ物語は1697年にシャルル・ペローが書いたものでした。古いフランス語で毛皮はベール(Vair)。 ガラス(Varre)と同じ発音だったため、間違ってしまったとか。

参考文献 (1997)晶文社『間違いを活かす発想法』