GOOD ERROR LAB
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Hello, GOOD ERROR®

今、社会が大きく変わろうとしています。

ニューノーマルと言われるその様式は、

デジタルシフトへの加速度を10倍にしたと言われています。

今までの常識や価値が大きく変化していきます。

そして、私たちは今、「新しい」価値作りを模索しています。

その「新しい」価値を創造するための思考法のひとつとして

私たちが考案したのが「エラー思考」です。

エラー思考は、できるだけ無くしたかったERRORを活用し、

GOODに結びつける思考法です。

そのアウトプットをGOOD な ERROR で 

「GOOD ERROR」と名付けました。

実は、身近なところにGOOD ERRORがあふれています。

ここでは、そんなGOOD ERRORを

いろいろ紹介していきますね。

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GOOD ERROR 8

タイヤもGOOD ERROR!

ゴムは19世紀初頭から使用されていましたが、夏の高温時は柔らかく冬はカチカチになり、評判は良くありませんでした。そこで、アメリカの発明家チャールズ・グッドイヤーはゴムにいろいろな試料を混ぜて実験をしました。ある日、硫黄を混ぜたゴムをあやまってストーブに接触させてしまった。しかし、ゴムは溶けませんでした。硫黄を混ぜたゴムが耐熱性を持つことを発見したのです。まさにグッドイヤーのGOOD ERRORですね!

参考文献 (1997)晶文社『間違いを活かす発想法』

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GOOD ERROR 7

先導してくれる盲導犬も、GOOD ERROR。

時は、第一次世界大戦の終わりごろ。戦闘で盲目となった兵士が、病院の敷地内でたまたま医者の犬と2人きりになりました。そして医者が戻ってくると、犬が兵士を連れて病院の庭を横切っていくのを見かけ、ペットの犬がやってのけたことにびっくり。それから犬に訓練をし、盲導犬プログラムを拡大させました。実は紀元前の壁画や巻物などからは、犬が盲目の人を導いていたとされる物があります。犬だけにDOG ERRORなGOOD ERRORですね。

参考文献 (1997)晶文社『間違いを活かす発想法』

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GOOD ERROR 6

嫌いな人はいない!?、肉じゃがも。

これさえあればご飯3杯はいける!は言い過ぎですが、家庭料理の定番のひとつに入る肉じゃがもERRORから生まれました。明治時代、イギリスから帰国した東郷平八郎はビーフシチューをとても気に入り、料理長にオーダーをしました。作ったことがない料理長は、言われるがまま、鍋にジャガイモや肉、たまねぎなどを入れ、適当に味付けをして煮込んだところ、美味しい料理ができたとか。胃袋をグッドつかむGOOD ERRORですね。

参考文献 (2019)『失敗図鑑』いろは出版

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GOOD ERROR 5

失敗から生まれた、世界的建築物。

ピサの斜塔といえば、世界遺産に登録されている有名な観光名所。その傾きは、なんと5度。建築当初、3つめの層ができたときに、土壌の弱さから少しづつ傾きまじめました。1934年、イタリア政府は傾きを直そうと土台の下にコンクリートを注入したが、さらに傾いてしまったとか。とてもお粗末な計画のおかげで、多くの観光客が訪れる名所になりました。いまもなお建築家たちは解決策を模索しているようです。人の気持ちも傾けたGOOD ERRORですね。

参考文献 (1997)晶文社『間違いを活かす発想法』

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GOOD ERROR 4

ちょっと一息、ティーバッグでお茶でもしましょう。

その昔、ある紅茶の商人は、見本を絹の袋に入れて客に送っていました。そして、その絹袋のまま間違えてお湯に浸して飲んだん客から、紅茶の味がしないと苦情が殺到。でも商人はその間違った飲み方に注目しました。おいしくお茶を飲めるように、絹をガーゼに変えることで改良。とても飲みやすいと大人気になったとか。今でもこのティーバッグのおかげで手軽にお茶が美味しく飲めますね。ブレイクにかかせないGOOD ERRORなブレイクスルーでした。

参考文献 (2019)『失敗図鑑』いろは出版

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GOOD ERROR 3

誰もが知っているガラスの靴が、まさかのERRORとは。

シンデレラの話は、誰もが知ってますよね。そのなかでも象徴的なのが、ガラスの靴。シンデレラのストーリーはこのガラスの靴を中心に進んでいくと言ってもいいでしょう。しかし、元々はガラスではなく毛皮だったのです。シンデレラ物語が生まれたのは中国。いちばん知られたシンデレラ物語は1697年にシャルル・ペローが書いたものでした。古いフランス語で毛皮はベール(Vair)。 ガラス(Varre)と同じ発音だったため、間違ってしまったとか。

参考文献 (1997)晶文社『間違いを活かす発想法』

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GOOD ERROR 2

ふっくらおいしいパンも、ERROR?

古代メソポタミア文明では、パンは小麦粉を水でこねて焼いただけで、硬くてパリパリした食べ物でした。その後、古代エジプト時代に偶然ある出来事が起こりました。ある日、パンの生地をうっかり焼き忘れて、一晩中放置したままにしてしまいました。すると、温暖な気候のおかげで自然にパンが発酵したのです。焼いてみるとあの食感に!忘れんぼなGOOD ERRORのおかげで、ふっくらパンができあがりました。おいしい偶然ってやつですね。

参考文献 (2019)『失敗図鑑』いろは出版

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GOOD ERROR 1

1度は使ってみたいこの豚の貯金箱。実はこれもGOOD ERRORなのです。

中世ヨーロッパでは、金属が高価で、家庭内は粘土でできた素焼きものを使用していました。粘土のツボにコインを貯める習慣があり、そのツボの貯金箱はピグと呼ばれていました。そして、ピグの注文を受けた職人さんが、ピグ→ブタと間違えてブタの形をした貯金箱を作ったところ、人気が出てヒット商品になったとか。聞き間違えから生まれたGOOD ERRORですね!

参考文献 (1997)晶文社『間違いを活かす発想法』

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